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2014年05月25日
ALL JAPAN Super Enduro Race in MADARAO 2014 レポート
4WD耐久エンデューロレース in 斑尾 2014
斑尾高原は新潟県と長野県をまたぐリゾート地。
標高約1000mにも及ぶ高地で、今回はレースが開催されます。
Kプロダクツからは合計5台のジムニーが参加。
BAJA号こと白いJB23で今が、
JB33で舟山&嶋貫がClass2に参戦、
スタッフの伊藤(恭)がJB23、
新潟から若杉&源川ペアが黒いJA11、
佐藤&木間ペアが青いJA11でClass1参戦です!
常連の梅津さんも宮城から駆け付け、JB33で参戦!
滋賀の結城さんとペアで参戦予定とのこと。
一緒に会場を目指します。
会場までは約250km!
結構距離ありますね…
自分は長距離の移動苦手なんですが…頑張ります。
今大会は弊社の渡部が製作したダブルショックの初実戦!
貴重なデータが取れそうです!
不安と期待を抱えながら、いざ斑尾へ出発です!
何度もレースを経験すると、準備も手慣れたものです。
いざ斑尾へ!
高速道路を使って斑尾へ、休憩を挟みながら進みます。
米山SAからは日本海が!
一昨年見た夕日は綺麗でした~…今年も帰りに見れるでしょうか。
道中にはかの有名な妙高山。
聞くところによると火山らしいですね。
山麓では温泉も沸いているとか。
会場はスキー場ということで、なんとなく予感はしていたものの…
高速を降りた先で待ち受けていたのは道路勾配10%以上の道が永遠と続く上り坂。
乗用車ならまだしもうちの積載車にはちょっと厳しいものが;
公式練習日
会場となる斑尾サンパティックスキー場では、すでに公式練習が始まっていました。
「越後の虎」こと若杉さんグループとも合流し、早速コースを下見します。
単純に言えばスタートから下り坂→平坦なストレート→カーブを含む上り坂 で一周といった感じでしょうか。
とはいえ角度半端ないです。歩いて登ると足パンッパンです。
1300ccのジムニーでも真正面からでは登れない角度の斜面。
要所要所足場の緩い場所や掘れた部分もあるので、なかなかつらいレースになりそうです…。
ホテルの「サンパティック斑尾」さんでは参加者揃っての夕食です。
簡単なブリーフィングも行われ、大まかなレースの流れとルールの説明がありました。
シートベルトやLEDランプ等の即売会も行われました。
大会当日。遂に始まった4時間耐久!
クラスは660ccまでのClass1。1300ccまでのClass2。無制限のオープンクラスの3クラス。
ジムニーからバギーまで、車種関係なく混走します。
耐久レースで大切なのは「走り切る」こと!
一周が遅くても4時間最後まで走りきった方が圧倒的に有利です。
レース前にチーム内で作戦会議。
ピットインしたときの流れや内容を確認し、レースに備えます。
ちなみに今のゼッケンはラッキー「7」!
これは縁起がいい!レース結果も期待していいかも…!?
class1から順にスタート。
目指すは優勝!!
魔の30分(?)
撮影班の自分は回り道してコースの下部へ。
回り道しているちょっとの間に、いろいろトラブルが起きたっぽい…?
コースの下側に到着したときには、すでに梅津さんのJB33、若杉さんのJA11、佐藤さんのJA11の姿は無く…
ピットに無線で呼びかけても、返答がない所をみると相当テンパっている様子。
開始からまだ約30分…。
そういえばNASCの方が「大体開始30分と終了間際30分に絶対何か起こるから」って言っていましたが…。
とはいえ見た限りでは社長達の車はいい調子。
他の車輌に比べロールも少なく、カッチリ走っている様に感じました。
ピットイン!
レースも中盤戦に差し掛かり、各選手ピットインする姿が多く見られました。
Kプロのピットでは、若杉/源川ペアの車輌のチェック中。
その時、結城さんから「今さんの車が止まった!」との連絡が!
開始から約二時間後くらいの出来事。スタート地点から確認してみると最後の上り坂付近で停止している今の車輌。
なんとかバックは出来るようなのですが…
続行不可とのことで他選手のバックアップへ。
伊藤のJB23も給油のためピットイン。
ラテラルロッドが緩んでいるのに気づくあたり、流石メカニックといったところ。
無事に送り出し、再び若杉/源川の車輌チェックに移ります。
とはいえ、不調の原因がなかなかつかめない…
そんな中、
「ブローオフバルブ閉めてみろ」
今のその一声で見事原因判明。
その後応急処置を施してレースに復帰しました。
無事に送り出し「ホッ…」っとしたのも束の間
再び伊藤の車輌がピットイン。原因はエキマニにあるらしく、全然ブーストがかからない。
無理は禁物なので、コースの周回はここまででしょうか…
「残念です」と一言。
終盤戦!
レース後半、スタート時と比べると残りの台数は約半分…
大きな不調もなく順調に走り続けるKプロのJB33。
ダブルショックも上手く機能しているようです。
若杉/源川ペアのJA11も、復帰後好調に走っています。
JB43、赤池氏の車輌。
以前大町でも見ましたが流石の実力。終始安定の走り。
そして妙に気になるパジェロミニ。
スタートからほぼずっと走り続けています。
パッと見た感じは車高もノーマルの様ですが…何か秘密が…!?
…と、アレ…、まだ残り時間30分以上はあると思うんですが…、
なにか見覚えのある青いJB23が…
コース周回して、果たして車は大丈夫なのか;
止まった!と思ったら数分後に再び走り始める伊藤のJB23。
最後までもつんですよね…?大丈夫だから走ってるんですよね?
「大体開始30分と終了間際30分に絶対何か起こるから」
再びよぎるあの言葉。
無事に完走してくれることを祈ります…。
ゴール!
ボードには残り4分を告げる表示。
オフィシャル側もチェッカーフラッグを用意し、終了の時刻を待ちます。
ゴール!
続々とゴールする選手たち、
オープンクラスの車輌は流石の勢いとスピードでした。このままあと何時間か行けるのでは…
最後まで安定していた嶋貫・舟山ペアのJB33と
後半ものすごく不安だった伊藤のJB23も無事に帰還。完走おめでとうございます!
終わってみれば皆さん満身創痍。
JB33もブラケットが片方はずれてしまっていましたが
ドライバーさんの意見も含め、いいデータが取れました!
後はメカニックの渡部次第!?頑張っていい商品作ります!
リザルト~帰還まで
結果発表!まずはClass1から!
左から 2位:伊藤(K-PRODUCTS) 1位:坂西/内川 3位:若杉/源川(K-PRODUCTS)
左から 2位:嶋貫/舟山(K-PRODUCTS) 1位:赤池(GRG MOTORSPROTS) 3位:今(K-PRODUCTS)
左から順に 3位:畑山/赤松(ファントムレーシング・赤松ブラザーズ) 1位:田口/伊藤(彩SPPECIAL)
2位:広瀬 4位:森本/高安(Team.GEOLANDAR) 6位:高橋 5位:松井
という結果でした!
伊藤はすごく惜しい結果でした…!なんでもあと30秒早ければ一位だったとか…!?
耐久レースでは時間がたつと順位の把握が難しくなりますが、
同周回数というものすごい接戦でした…!お疲れさまでした!
毎回言っていますが帰るまでが大会です!
泥を落として、風呂に浸かって、焦らず帰路につきました。
妙高付近では夕日もいい感じだったのですが…
米山についたころには空は曇り空;一昨年の様な夕日は見れませんでした、残念…!
いろいろな事を再確認させられた今回の大会。
失敗を生かして、次大会こそ優勝を!!
お疲れ様でした!
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