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2014年09月21日
Most Clever Jimnist Cup 第4戦 レポート
第4戦!
二階堂裕氏、小野勝重氏をスペシャルアドバイザーに迎え、MCJカップ最終戦となる
第4戦が9月21日に山形県小国町「AREA-D」にて行われた。
最終戦はシリーズ戦獲得ポイントが倍入るということもあり、今回の順位によっては一発逆転のチャンスもある。
今まで以上に白熱した戦いが期待できそうだ。
前回同様セクション数は8。
トライアルセクションが4セクション、スピードダートのセクションが4セクションで構成されている。
大会の進行形式は前大会と同じく、トライアルセクション後のスピードダートとなる。
第1~3戦のトライアルセクションは他選手の走りを見学するのは自由だったが、
今回は見学不可。他人のライン取りや走り方を観察してからのチャレンジが不可能となり、
参加者自身の能力が問われることとなった。
トライアルの攻防
これまでのトライアルセクションに比べて今回のセクションは距離が長く、
設定された制限時間に苦しめられた選手が多かった。
特にアップダウンの多い第一セクションでは、斜面を一回で登ることができずにタイムロスする車輌が多々あり、
第二回のMCJカップで無類の活躍を見せた豊田選手もゴール手前でタイムアップというなんとも口惜しい結果に。
V字を利用した第三セクションは、
車で八の字を描くような形状のコースになっており、切り返しの速さが勝敗のキモとなった。
アクセルターン、バックターンの有効なコースだったが、それを狙いすぎたがために余計な時間を取られてしまう選手もいた。
無理だと判断したら素直にバックによる切り返し。
減点はとられてしまうが、タイムアップになってしまうよりは全然良い。
基本的な動作だが、それを瞬時に判断出来るか否かでクリアタイムにも大きく影響がでていた様だ。
トライアルセクションを終えてはJA12で出場の嶋貫選手がトップ。
1セクションを落としたものの、
他選手が落としたセクションを確実にクリアし、上位につけている。
流石は現在総合トップと言ったところか。
次いで新野選手がそれを追う形に。
これまでの総合順位では2~6位までが大混戦。
どの選手も実力者ぞろい、スピードダートでのタイムにも差がつきにくいため、
このトライアルでの得点が順位に大きく影響を与えそうだ。
激戦!スピードダート!
スピードのセクションは主に外周を使って行われる。
これまで同様第一コーナー、マッドエリアのライン取りがポイントとなる。
ここでスピードを殺してしまうと最後のバックストレートでスピードが乗り切らず、タイムが伸びない。
現在トップの嶋貫選手はこれまでの成績を見てもわかる通り、スピード系も得意としている選手。
このまま行けばほぼ優勝だろう。
しかしスピードダートを得意としている選手も多く、ただでは優勝させまいと嶋貫選手に食らいつく。
中でも圧倒的なスピードを見せつけたのは新潟の佐藤選手。(左下画像JA11青)
5,6セクションでは他の追随を許さず、見事トップタイムをたたき出した。
どの選手もライン取りが上手く、タイム差もごくわずかなものだったが、
残りの2セクションでは嶋貫選手がトップタイムを出し、優勝を確定的なものにした。
となると気になるのは2~6位の順位だが、果たして…?
第四戦の成績は以下の通り、
1位嶋貫選手、2位新野選手、3位、佐藤選手。
シリーズ合計順位、
1位 嶋貫選手 2位 新野選手 3位 佐藤選手 4位 若杉選手 5位 木間選手 6位 矢嶋選手
となった。
上位陣は長年ジムニーに乗っているだけあり、流石の一言。
3位~6位は新潟チームの独占となった。
驚くべきは嶋貫選手のジムニーがほとんどノーマルということ。
車高こそあげてはいるが、エンジン回りはほとんどいじっていないそうだ。
嶋貫選手「こういうジムニーでも十分楽しめる、十分上位が狙う事ができる。
今度はもっと参加者を増やして、また皆で楽しくやりましょう!」
流石一位です、いいこと言います。
優勝者には賞金10万円と強化タービンの「リトルタイフーン」が進呈された。
今大会の結果は
こちらから!
総合順位は
こちらからどうぞ!
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