イベント > Most Clever Jimnist Cup 2016 第3戦
ついにシリーズ後半戦。
この夏小国町でも珍しいほどの猛暑となった8/7に、
MCJ CUP第3戦が行われた。ビギナーコース3名、エキスパートコース18名の選手らが集結!
シリーズ順位にも大きく関わってくるこの第3戦に選手たちはどう立ち向かうのか?
▼7時をすぎたころからじわじわと上がり出す気温。とんでもなく暑い一日になった。
▼前回よりもエントリー数が多く、今シリーズ初エントリーの選手も。
▼開会式前のコースチェック。どの選手も真剣に今日のコースを睨みつけている。
▼K-PRO代表による開会あいさつ、並びに競技委員長である小野勝重氏よりコメント。
▼いよいよシリーズ後半戦。選手らの顔にも一層の覚悟が見えた。
<ビギナークラス:1sec>
今回のビギナークラスはトライアル4、ダート3の計7sec。3名の参加だ。
ビギナークラスといえどもそこはMCJ。一筋縄ではいかないコースを準備している。
いよいよレース開始!
▼ビギナークラス一番手の三好選手。車はJB31。まずはお手並み拝見!
ら
▼基本的なポイントを抑えれば、それほど難しくない。平均タイムは21秒ほど。
▼細かいモーグルにつかまると厄介。なんでもないようなところでポールタッチなんてことも。
ら
▼減点オーバーにならないよう、注意を払いつつ…。
▼3-4secは1-2secの逆走コース。ポールに注意しながら進む。
▼停止やバックの減点はなるべく避けたい。正確なコース取りと、判断の速さが肝。
▼前回ビギナー1位を勝ち取った吉岡選手。真剣な表情。このセクション、タイム1位でクリア。
▼アップダウンも激しいこのコース。どう切り抜けるか?
▼4secはなかなか手ごわいコース!惜しくも内田選手、減点が響きDNFに。惜しい!
▼難しいアップダウン部分にヒヤリとする部分も、吉岡選手粘り強くリカバリー。お見事!
今回は前回よりも参加者が多く、18名の参加となった。
天候も良く、シリーズ3戦目ということもあり、少々難易度は高めか?
選手らはどんな戦いを見せてくれるのだろうか。エキスパートクラス、スタート!
▼なんと18人中半分がDNFとなった1sec。今回のエキスパートは波乱の予感?
▼切り返しにてこずり、減点を取られる選手も多かった。まさに正確なテクニックが必要なセクション。
▼「停止!1、2…」ジャッジのコールが選手たちを焦らせる。
▼平均が2分を超えるこの回、1分37秒と驚異的な速さを見せた新保選手。お見事!
▼テクニックの高さを見せてくれた豊田選手。減点を4に抑え、この回1位通過。
左を山として、斜面に沿って張られたテープ。
車体がかなり斜めの状態となるため、スピードとテクニック両方ともなければ、危険な状態にもなりかねないセクション。
斜面を駆け上がるにも、一筋縄ではいかない。
第2戦に引き続き選手らを苦しめるこの斜面のコース、果たしてどのような結果となるのか。
▼難関の第2セクション。慎重に、慎重に。
▼11はやはり強い?車体の軽さを生かし、後半は斜面を突破する選手も多く見られた。
▼選手らの緊張がこちらまで伝わり、ギャラリーもハラハラ。
更に難易度がUPした第3セクション。
高低差が激しい場所で、細かくちりばめられたカーブ。
一瞬たりとも気が抜けないのに、なかなかゴールまでたどり着けない…今回のセクションの中で一番長いコースだ。
トライアルは3分という時間制限があるため、
考えながら進むようじゃタイムオーバーになってしまう。
▼高低差もあるうえ、ポールの配置が絶妙。切り返しの数が多ければあっというまに減点10だ。
▼多くの選手がここでDNFとなり、悔しそうな声を上げていた。
▼ゴールは目前…しかし、手前の溝は厄介なトラップ。ゴールド1番嶋貫選手もその餌食に…。
▼この回をクリアしたのは伊藤選手とゴールドゼッケン新野選手のみという結果に。表彰台に大きく関わりそうだが…。
後半戦、お待ちかねのスピードダート。
前半のセクションの難易度が高さによりDNFとなった選手も多く、ここで巻き返しを図ろうと狙って、
皆気合が入っている様子であった。
相変わらずの暑さに辟易していた人も多かったが、徐々に風が出てきた。
追い風となるか?後半戦、いよいよスタート!
▼と、その前にドライバーズミーティング。全員で、念入りにチェック。
4-5secは同じラインを走る。
今回スタート位置が矢倉の前となったが、これまでのダートのコースとさほど違いは無い。
奥の小さいカーブゾーンでは必ずどの車両も失速するが、内を狙いライン取りを確実にすることで、タイムの差がぐんと変わる。
最後の6secは2周となり、2周目は内側を通るコースとなる。なかなか見られない、選手たちの表情にもご注目!
▼ビギナーコースの選手たちも奮闘!内田選手、ダートが強い!
▼おおよその平均は42.5秒。5secでタイムを縮めてくる選手がほとんどだ。
▼ダートの最終、勝負を楽しんでいる選手らの表情。流石!
今回の戦績は以下の通り。
【ビギナークラス】
1位 内田選手 2位 吉岡選手 3位 三好選手
後半のダート、ビギナークラスで1位を独占した内田選手、堂々の一位。
トライアルセクションで見事なリカバリーを見せた吉岡選手が2位、三好選手が3位に続いた。
ビギナークラスといえども3人ともじわじわと実力をつけている選手たち。今後も期待しよう。
【エキスパートクラス】
1位 新野選手 2位 豊田選手 3位 嶋貫選手 4位 木間選手 5位 伊藤選手 6位 矢嶋選手
これまでのシリーズ戦より難易度がUPしたこの第3戦で、見事オールクリアを成し遂げた新野選手が堂々の1位。
トライアル、ダートともにバランスの良い走りを見せた豊田選手が2位に続いた。
3位は、2secを落としたものの後半をすべて1位通過という恐るべき強さを見せつけた嶋貫選手。
シリーズ得点で見ると、新野選手と嶋貫選手が2ポイント差と、ほぼ互角の戦い。
しかし、それに続く選手たちともそれほど点数の差は無いように思える。
なんといってもファイナル戦は獲得ポイントが2倍となるため、大番狂わせが起きたとしても何ら不思議ではない。
今回の結果がどのように左右してくるのか、気になるところだ。
▼閉会式での代表挨拶、競技委員長小野氏によるコメント
暑い暑い一日が終わり、MCJCUP第3戦が終了した。
次回、10月2日がファイナルラウンド!
2016年の王者の座は、いったい誰の手に?